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双極性障害Ⅱ型。只今リハビリ出勤中。まずはカテゴリから「双極性障害と診断されるまで」を読まれることをおすすめします。

浅井さんに呼び出されたのは祝日の夜で、既にベーコン入りカルボナーラをコンビニで買ってからだった。それを冷蔵庫に放り込んでスニーカーを履いた。面倒だったので素足で。
あたしはレバーの美味しい焼き鳥屋を指定し、そこで落ち合った。ビールを頼むより先にマルボロを取り出した浅井さんは、なるほどえらく疲れている様子であった。聞いてみると、何のことはない、奥さんと大喧嘩しただけであった。当人にとっては大きな問題だろうが、後輩にとってはどうでもいい事である。
それと同様に、あたしの病気のことも、先輩にとっては些細な事なのだろう。けれど、そういうのは難しくてよくわからんけど、と前置きした上で、いつか治るんちゃう、と言ってくれた。双極性障害は今のところ完治しないんですよ、なんて野暮な返答はしなかった。ただ、あたしが病気であると知っていてくれているだけでも、心が軽くなった。
焼き鳥屋に来たのに何故か豚肉を頬張っていたら、今僕が何て思ったか分かる、と聞かれた。こいつよく食べるなぁ、とかですか、と聞くと首を振られた。結局よくわからなかったので、顔をしかめていると、ラインでそれを言われた。奥さんに知られたら一発アウトな文言であった。