読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

sakiblog

双極性障害Ⅱ型。只今リハビリ出勤中。まずはカテゴリから「双極性障害と診断されるまで」を読まれることをおすすめします。

五年ほど前に他界した叔父がいる。癌になり、壮絶な闘病生活の末に亡くなった。姪のあたしにはいつも優しく、朗らかでおおらかな叔父だった。

双極性障害という診断がされる前から、「叔父ならあたしの気持ちを解ってくれるのに」と思うことが度々あった。
それがなぜなのか、ずっと判らないでいたが、母の話から、叔父も「そうだった」ということが判明した。明るい叔父しか知らないあたしにとっては衝撃的だった。

双極性障害にはⅠ型とⅡ型がある。簡単に言ってしまうと、Ⅰ型の方が気分の揺れが極端だ。あたしはⅡ型なのだが、叔父の過去の話を聞く限り、どうやら彼はⅠ型だった。
妹である母を溺愛することもあれば、殴ったり暴言を吐いたりすることもあったらしい。結婚して多少は落ち着いたが、精神面の安定を目指すことに気をとられすぎ、癌に気付かなかった、というのが母の弁だ。
この障害の原因は不明だが、遺伝という説もある、らしい。それで母は「おっちゃんから要らないもの貰ってしまったなぁ」と泣いていた。それは言い過ぎ、思い込み過ぎ、とあたしは思うが、周囲はそれで納得してしまっている。

叔父が生きていたら、どんな話ができていただろう。
それを考えて、すぐやめる。
ただただ虚しくなるだけなのだから。