sakiblog

双極性障害Ⅱ型。只今リハビリ出勤中。まずはカテゴリから「双極性障害と診断されるまで」を読まれることをおすすめします。

所帯持ちになると、既婚の女友達と話したくなるもので、しばらく会っていなかったフジコとランチに行くことにした。
フジコは育休から復帰したばかりで、子供の体調不良以外で休みを取るのは、今回が初めてだと言った。結構楽しみにしてくれていたみたいで、話が止まらない。同じ共働き夫婦として、家事はどうしている、家計をどうやりくりしている、等々。職種も似ているので、仕事の話もたっぷりと。
一番盛り上がったのが、家を買うかどうかという話題で、フジコは二人目を考えているため尚更悩んでいる、とのことだった。買うとしたら、一軒家かマンションかという難問もある。あたしはしばらく賃貸で二人暮らしだが、三十路が見えてきているので、じきに選択を迫られることになるだろう。
話の最後は、やっぱりお金って必要だよね、という至極現実的な結論。フジコは学生時代からその辺りを堅実に考えていた子だったのだが、それでも壁にぶち当たっているようだ。二十代をちゃらんぽらんに過ごしたあたしには、尚更高い壁がそびえている、ように思う。
共通項の多い友人と話せたことで、満足感が大きい反面、もう以前のような話ができないのだな、ということに少し寂しさを覚える。狙っている男がどうのとか、そういうチャラいこと。まあ、当然なのだけど。
フジコは夕食の支度があるので、早々にお開きとなった。時間が余ったあたしは、ブラブラ服や靴を見ることにしたのだが、入りたいと思う店が大きく変わってしまっていることに気づいた。物を増やしたくないから、安い服を何点も買うのは嫌だし、せっかく見繕ってもらうのなら、年上の店員がいる所がいい。できれば40代くらいのベテランさんに。
そんなわけで、ハニーズやローリーズファームを通りすぎ、結局のところ百貨店や個人がやっている老舗に向かった。これ、サイズないん?他に何色があるん?と関西弁のタメ口でバリバリに喋りかける自分が、とてもオバチャンくさいなぁと感じつつ、それはそれで楽チン、年を取るのもまあ悪くない、と思った。