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双極性障害Ⅱ型。只今リハビリ出勤中。まずはカテゴリから「双極性障害と診断されるまで」を読まれることをおすすめします。

SはサービスのSとはよく言ったもので、そうではないあたしが、Mの男性を相手するのには無理があった。サービスをするわけだから、相手の喜ぶこと、その加減を見極めなければならず、思い遣り以上の何かが必要なことだった。大学時代、ドMの男と別れた原因はいくつかあるが、その上位にこのことがあったのだ。言葉責めなんてあたしには難しすぎる。
だいたいあたしは、飲み会でも気を利かさない女だ。会社では渋々サラダを取り分けるが、普段やらないのでド下手くそである。それでよく先輩に怒られる。気安い仲間内では、あたしは席にチーンと座り、何もかもを任せている。そういうときに、女王様気質だと言われることがあるが、逆だ。あたしはサービスを受けるがままで居たい方。どちらかというとお姫様である。
それでどうしたって、S寄りの男性と親密になるわけなのだが、彼ほどサービスの巧い男性は今まで居なかった。意識が飛ぶ寸前で、絶妙に手を緩めてくれる相手は初めてだ。彼がそうしたいとも、あたしがそうしてくれとも言葉で伝えたことは一度もなく、無言の内にあたしの求める最高級のサービスを与えてくれる。一方間違えば警察沙汰なので、非常に危険ではあるが、酒と同じくどうしてもやめられそうにない。