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双極性障害Ⅱ型。只今リハビリ出勤中。まずはカテゴリから「双極性障害と診断されるまで」を読まれることをおすすめします。

酒の強い男の人が好きだ。あたし自身がビール五杯でピンピンしている体質のため、その人数は限られる。今日酒を酌み交わしたのも、その希少な人員の内の一人だ。加えて彼とは、家庭環境の話もできる。見方によっては、あたしは無職の両親に寄生されている身であり、脱出するならいつでも手を貸してくれると言ってくれた。身体の関係も何もないのに、そう口走ってくれる彼のことは本当に頼りにしている。そういう関係があるから、あたしは男女間の友情に対して肯定的なのだ。
先週から気になっていた喉の痛みが消えた。酒を飲んだから治ったのだと、勝手にそう考えている。そして、今日の仕事での成功と失敗について考える。まだまだ勉強が足りない、そう思うものの、時間外で何か学ぶ気は起きない。こういうところが、あたしの欠点なのだろう。食いぶちを稼げさえすれば、もうそれで満足なのである。
愛されていることについて、考える。ナオトから、無償の愛を捧げられているのにも関わらず、それを受け止める意欲がない。そのことについては、少し前に歳上の女性に相談した。彼女はその感情が理解できると言ってくれた。ああ、よくある話なのだろう。感情の一方通行。どれだけ想いを寄せられたとしても、それが響かないのは仕方がない。諦めてくれとさえ思ってしまう。あたしの愛する人が、あたしのことをサンドバッグとしか扱わないように。人の想いは、ままならないものだ。
致死量に達する直前の酒はいい。趣味は飲酒だと自信を持って言える。そうこうしていると、終着駅まで眠ってしまい、車掌に叩き起こされる。家路までの遠い道のり、どうせ誰もいない、あたしは夜道で歌う。一方通行の想いに関して。
真摯な感情が多少伝わったのだろうか?彼は近ごろ、あたしに甘い言葉を吐く。
彼には今後、幾人もの恋人ができるだろう。それでもあたしほど、彼を可愛がる女にめぐりあうことはないだろう。