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双極性障害Ⅱ型。只今リハビリ出勤中。まずはカテゴリから「双極性障害と診断されるまで」を読まれることをおすすめします。

気がつけば三月半ば、である。
友人の一人が転勤することになり、仲間内で集まった。仲のいい奴に限って遠くへ行く、等と胸中で拗ねながら、表面上は旨そうにビールを飲んだ。近ごろまた酒が強くなってきたが、女一人だったので警戒して量は控えていた。あたしがチャラいしチョロいのは認めるが、その日はそんな気分ではなかったのだ。
翌日、その転勤する友人から電話がかかってきた。名目上は彼のお別れ会だったにも関わらず、相変わらずのどんちゃん騒ぎだったので、まともな会話ができていなかったのだ。あたしは帰りに仲間の一人から雑に口説かれたことを愚痴った。彼は電話の向こうで憤慨していた。ああ、また別な話になってしまう、と軌道修正し、改めて転勤のことを聞いた。彼が自ら希望したのだが、激務の日々が待っているとのこと。希望より不安が大きい、と彼は正直に言った。
潰れたら帰ってこい、皆迎えてやるから。あたしはそういう励まし方をした。彼にとってのあたしとは何だろう、と少し考えてみた結果だった。限界超えても成功しろとか、そういう言葉はきっと他の奴が既にかけている。