読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

sakiblog

双極性障害Ⅱ型。只今リハビリ出勤中。まずはカテゴリから「双極性障害と診断されるまで」を読まれることをおすすめします。

残業後、よく一人で立ち食いラーメン屋に行く。おひとりさまというやつである。彼氏と別れて、本当の意味でそうなってしまったなぁと自嘲しながら味玉を割っていると、同世代らしき女性の四人組が来店した。いつもオッサンばかりの店内、珍しい光景。話し方を聞くに観光客のようだった。関西に来てなぜ博多ラーメンなのだろうとは思ったが。
四人入れるカウンターはもうひとつあるのに、彼女らはあたしの隣にやってきた。傍目からは五人組に見えなくもない。多少鬱陶しく感じながら、キャッキャウフフと立ち食い体験をする彼女らを横目で見ていた。そして段々、女友達がいることが羨ましくなってきた。女四人で関西旅行。この時期だと、大学生だったのかもしれない。麺をすすり終わるまで、あたしは彼氏よりも女友達がほしい衝動に駆られていた。
恋人との別れを考えていたとき、相談できたのは男友達ばかりだった。女子会と称して集まれるようなコミュニティはある。しかし、真剣な話ができるほどの女性はいない。どうしても信頼できないのだ。そんな風だから、あたしに相談を持ちかけてくる女性もいない。話されたところで困ってしまう。これじゃあ成立しない。何だろう、何がこわいんだろう?考えようとすると、途端に眠くなる。
女友達の作り方でググってみた。婚活をすると、同志ができるという記事を見つけた。合コン後、男たちの結束力が高まるのと似たような現象らしい。異性と出会うための行動で、同性と仲良くなれる――やってみようか、と思ったのはほんの一瞬だけだった。婚活どころか、合コンにも行ったことのないあたしには、その行動はどうにも億劫だ。
別に、今すぐ結婚したいわけでもなし。引きこもってゲームをするのが楽しいし、誰かと話したければバーに行けばいい。彼氏も女友達も、当分要らない。なんとなくダメな思考に陥っている気はするが、日中バタバタと会社内を走り回っていて、夜はもうすっかり疲れているのだった。