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双極性障害Ⅱ型。只今リハビリ出勤中。まずはカテゴリから「双極性障害と診断されるまで」を読まれることをおすすめします。

 褒められるのは好きではない。褒められたとき、謙遜しすぎるのは失礼だと思っているので、一度目は素直に礼を言う。相手がふざけている風であれば、あたしも自惚れた振りをする。けれども、何回も重ねて自分のことを褒められるのは嫌だ。貶されるのも落ち込むが、いっそそうしてくれた方が自分のためかもしれないのにと思うこともある。
 ナオトがそうだ。彼はあたしを褒めすぎる。彼によると、あたしは周囲の人間をよく観察しており、上に立つタイプなのだという。ナオトが後輩への指導に詰まっていると言い、それについてのアドバイスをしたら絶賛された。いくら昔付き合っていた相手だとはいえ、むず痒くて仕方がない。余りに何度もそうされていると、本当に自惚れてしまいそうで、こわいのだ。自分は大したことのない人間だと誰かに言って欲しい。天狗にはなりたくない。