sakiblog

双極性障害Ⅱ型。只今リハビリ出勤中。まずはカテゴリから「双極性障害と診断されるまで」を読まれることをおすすめします。

 まあまあ気安いメンバーで飲み会。開始5分でコンドームの話を始める、素敵にゲスな男性三人と。あたしに女友達がおらず、そちらに話が伝わらないのを知ってか知らずか、女性陣のランク付けを始める辺り、ある意味健全な男の子たちである。
 既婚が一人、余所に彼女がいることを暴露し、 結婚の幻想は早くも瓦解。いや、元からそんないいイメージないけどさ。他の二人も、同じ女性とだけずっとは無理だと言い出し、生涯未婚率はさらに上昇しそうだ。
 あたしはどうか?差し障りのない程度に話をする。彼らも良く知る男性と、一昨日寝たことは決して言わない。性欲減退には亜鉛がいいと盛り上がる諸君、二十代なのに一体何言ってんの。
二次会の途中、あたしだけ席を立った。終電が早いからだ。男だけになった今、どういう話をしているのやら。どんなに男勝りなったつもりでも、髪を巻いてスカートをはくあたしは結局女のひとなわけで、彼らと本当に通じあうことはできない。
 とてもつまらない。
 一時期に比べて、男性になりたいという欲求は減ったように思う。女性であることの恩恵を、素直に感謝しはじめたから。無い物ねだりをしたところで時間の無駄、今あるものに満足して誤魔化して生きていく。社会人ってそういうものじゃなかったっけ。
 なるべく難しいことは考えたくない。いまのあたしはエクセルの関数を覚えるので精一杯。精一杯と言えば、既婚は子供なんて当分要らない、自分のことだけで精一杯と言っていた。こうして少子高齢化も進む。あたしは本当に恋人の子供を産めるのだろうか?親戚付き合いを想像するだけでうんざりしているというのに。
 それでも父が、誰かと一緒に暮らした方がいいと言っていたのを思い出す。その意味が理解できるのは、何十年も後になるわけで、そのときあたしが安堵しているのか後悔しているのか、そんなの勿論わかるわけはない。
 どうせ思い通りにいかないことの方が多いんだ。阪急電車の中、コンタクトなのを忘れて、フレームを直そうとして目を突いた。