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双極性障害Ⅱ型。只今リハビリ出勤中。まずはカテゴリから「双極性障害と診断されるまで」を読まれることをおすすめします。

 大学三年生の7月頃。学科の先輩に言われたのは、「就活なんて普通にやっていれば大丈夫だよ」ということで、その人は大学四年生の4月時点で大手から内定を貰っていた。6月には大体の人が決まって、7月になっても説明会に行っている人は稀。そういう人は要領が悪いだけ。卒論を書く余裕は充分あるから心配すんな。そう励まされてから数ヶ月後、リーマンショックが起き、後はご覧の通りである。あたしは民間就活をする気がなかったから、その先輩の話も自分には関係ないなぁと思っていた。けれど、「6月には就職が決まって卒論が書ける!」と喜んでいた同級生たちは居たわけで、彼らにとっては可哀相な話である。実際、当時付き合っていたテツオも、職が決まらないまま卒業する羽目になった。彼の予定では、大手企業の内定を貰って完璧な卒論を書き、晴れてあたしと卒業旅行へ。数年後に結婚して、子どもには豊かな教養を授ける。そんなつもりでいたらしい。夢と希望に溢れすぎている未来像だけど、先輩が「大丈夫」だと言ったのを鵜呑みにしたから仕方がないと思う。期待した分、落差は大きい。結局はあたしに振られるし、本当に本当に可哀相だ。学年が一つ違うだけで、就職のしやすさがこんなに変わるのだから、先輩の話というのは余りアテにならない。もちろん、鵜呑みにする奴が悪いという見方もあるけどね。なのであたしも、年下に対してとやかく言わないようにしている。自分のときはこうだった、だから君もその歳になったらそうなる、なんて。危なっかしい子を見ていると、つい何か言いたくなることもあるけれど、そこは我慢している。