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双極性障害Ⅱ型。只今リハビリ出勤中。まずはカテゴリから「双極性障害と診断されるまで」を読まれることをおすすめします。

 両親は伯父の病院に泊まり込んでおり、クリスマスの朝は一人で迎えた。枕元にプレゼントがあったのは、何歳の時までだっただろう。それが思い出せないほど、年を取ったらしかった。録画していた深夜アニメとニチアサを消化し、部屋の片付けを始めた。今夜は父親だけが帰ってくるとのことだった。
 急な呼び出しにも応えてくれるのが無職の(唯一)いいところで、サクは二時頃にあたしの住む町に着いた。そして、前から連れて行きたかったうどん屋で遅い昼食を採った。この店は数ヶ月前に開店したばかりだが、評判がいい。それというのも、本店が地元では有名なところで、作り置きをしない分、むしろこちらの方が美味しいとのことだ。サクは鴨南蛮を、あたしは鶏の天ぷらが乗ったぶっかけを注文した。出てくるまでの間、互いが学生時代に聴いていた邦楽の話をした。GLAY、ゆず、19、ラルク、モーニング娘。食べながら、この後どうするのと聞かれたので、君が良ければうちに来ればいいと言った。かくして、親の留守に男を連れ込んだのだった。
 あたしの部屋の様相は、以前に伝えたことがあった。なので、プラモデルやフィギュアが飾ってあっても、特に驚かれることはなかった。案外、女の子らしい部屋なんやねとの感想を頂いた。大学の時のアルバムを見せ、反応を伺った。中身は今と変わらないつもりだが、髪を染め化粧をしていた分、元ヤンと思われても仕方がない風貌である。これは酷い、と笑われた。サクは写真が嫌いなので、中学生以降のものはほとんど残っていないということだった。今思うと勿体ないことをしたと言うので、これからの分をあたしが撮ってやると言った。