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sakiblog

双極性障害Ⅱ型。只今リハビリ出勤中。まずはカテゴリから「双極性障害と診断されるまで」を読まれることをおすすめします。

双極性障害と診断されるまで 07

H先生の診療所は、二駅離れた場所にあった。 家の近所にも診療所はいくつかあったのだが、当日看てくれるのはそこだけだったのだ。一週間待ちならまだ良い方で、一ヶ月待ち、初診自体お断りの所もあったらしい。 夫に手を引かれ、フラフラになりながら診療所…

双極性障害と診断されるまで 06

初めての正社員。仕事は、天職だと思った。 私が初めに配属されたのは、接客と事務処理を行う部署だった。アルバイトで鍛えた応対力で、失敗はたまにあるものの、おおむね上手くこなせていた。後輩ができた頃は、電話応対なら水山を見習え、とまで言われたほ…

双極性障害と診断されるまで 05

普通の女の子ではない。その一言にグサリと胸を貫かれたまま、あたしは二十歳を迎えた。 それからは、沢山の男性と闇雲に付き合ったり別れたりを繰り返した。身体だけの関係の人も居た。大学の授業には出ていたものの、カウンセリングにも行かなくなり、サー…

双極性障害と診断されるまで 04

2006年4月、あたしは大学生になっていた。 この頃からノートに日記をつけはじめたので、ところどころ参照しながら、当時のことを振り返ってみる。 あたしは高校の知人が誰も居ない大学に入った。今までの人間関係を断ち切り、全く新しいスタートを切りたかっ…

双極性障害と診断されるまで 03

初めてリストカットをしたのは、高校生のときだった。 高校でも運動部に入ったあたしは、またもや下働きをしていた。その競技に愛着なんて無かったし、向上心も無かった。ただ、友人たちから見離されたくなかっただけ。居場所を確保しておきたかっただけ。高…

双極性障害と診断されるまで 02

生き辛さを感じていたのは、中学生の頃からだったように思う。 あたしは当時の友人に無理やり引き込まれる形で、運動部に入った。うちの中学は、弱いくせに練習だけは過酷で、水を飲まずにランニングやウサギ跳びといったことをやらされていた。運動下手なあ…

双極性障害と診断されるまで 01

あたしは2016年の3月に双極性障害と診断された。 うつ状態が続き、仕事に行けなくなり、夫に連れて行かれた診療所で。 診断が難しいとされるこの病名が一発で付けられたのは、以下のようなエピソードをあたしが話したからである。 「大学生のとき、心療内科…