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双極性障害Ⅱ型。只今リハビリ出勤中。まずはカテゴリから「双極性障害と診断されるまで」を読まれることをおすすめします。

ペット談義

一年半飼っていたゴールデンハムスターが死んだ。
まあ、目に見えて老いてきていたし、生き物の死は何度も経験しているし、不思議とそこまで悲しくはなかった。ただ、苦しまずに逝ってくれてよかったな、と思った。
でも、ケージを片付けて空っぽになった棚を見ると空しく感じるし、ふとしたときに寂しさがやってくる。けれど新しい子を迎える気にはならない。ネズミさんはもうしばらくいいかな、と思っている。
というのも、うちにはまだペットがいる。レオパードゲッコーというヤモリの仲間だ。黄色、オレンジ、白黒と三匹も。最初は黄色一匹だったのが、即売会で二匹を見つけ、どちらか選べなくて両方お迎えした。
餌は冷凍コオロギ。主に夫があげている。慣れたので気持ち悪くはないが、解凍するのが面倒。かといって生きたコオロギを飼って餌にするのはもっと面倒である。彼らは非常にデリケートらしく、湿度にも気を配る必要があるため、爬虫類を飼っているのかコオロギを飼っているのかわからなくなるそうだ。
爬虫類は敬遠されることが多いので、写真を載せることはしないんだが、飼っている身としては物凄く可愛い。舌をチロチロさせたり、シェルターにこもって寝ていたりする姿がとても愛らしい。何より手に乗せたときの感触が最高。ひんやりしたお腹が毛のある動物とはまた違う魅力がある。
そんな感じで、しばらくは爬虫類三匹との暮らしを送ることになる。これ以上増やすと色々な意味で大変なので、我慢ガマン。

ハンドメイドについて語る

あたしの密かなる趣味がハンドメイド。
ブームはすっかり下火になった(というか、このブログの読者さんではブームがあったことを知らない方がほとんどでは……)けれど、あたしにはまだまだ欲しいものがあるから、メルカリとminneに張り付いている。
欲しいものとは、シルバニアファミリーのお洋服。近ごろはリカちゃんも追加された。お人形趣味が無いとあまりピンとこない話だと思うが、そういったお人形の洋服は既製品がごくごく少ない。最近はリカちゃんの下着をminneでオーダーした。恐ろしくニッチではあるが需要はあるのだ。
ちなみに、ディズニーキャラクター等がプリントされた生地など、商用利用不可のものを使ったものは絶対に買わない。これが多いんだな、特にメルカリ。あそこのハンドメイド界隈はレベルもモラルも低い。けれど、商標権にひっかかっていることを知らずに購入している方も多くて、その辺りは非常に歯痒く思っている。まあ、自分で布を買ったことのない人は分からないよね、商用利用できないって。あたしの夫に説明してみても「ふーん」という顔をしていたし。まあ、そっと通報ボタンを押すだけなんだけど、取り締まり追い付いていないみたいだね。
そんなあたしも自分で販売を行っている。メイン商品は花編みビーズボールのアクセサリー。これはあたしが休職中に一心不乱に作っていたもので、手持ちのビーズの全ての色合わせを試して、キレイなものだけをピアスやヘアゴムに加工した。スワロフスキーなんか高くて破産するから、ガラスビーズが主な材料だけど、それなりの輝きは放つし、マットな質感のビーズはむしろ個性が出る。子どもさんは勿論、大人の女性でも充分に使えると自負している。
さて、ハンドメイド界で勝負するにあたって、あたしはニッチ戦略を取っている。リカちゃんの下着と同じ。花編みビーズボールなんて今年の流行でも何でもないし、店頭には売っていない。しかし、そこがポイント。店頭にないからこそ、大事にしてくださる方の手元に届けられると思っている。まあ、季節感くらいは考えますが。今だとブラウンとゴールドの色合わせがオススメですぜ。
そして、流行りものに手を出さないのは、資材を抱えるのがこわいから。あたしは仕事を持っているし、ハンドメイドをメインに活動しているわけじゃない。そんなに大量に作れません。あと、流行りものならわざわざハンドメイド品を買わなくても、普通のアクセサリー屋さんに行けば値段もクオリティーも良いものが買えるから。コットンパールが流行った時期があって、あたしも欲しくなったんだけど、わざわざ送料負担してまでネットの向こうの商品買わなくても、駅前に売ってるやないか、と気づいてやめた。我ながら賢かった。
まだまだ話せるな。今季の流行りは、アンティークビーズを使った大ぶりのピアスらしいんだけど、あれって材料さえあれば凄く簡単にできる。金具で繋ぎ合わせるだけだから、下手すりゃ作業時間は五分程度。まあ、組み合わせを考える時間とかはあるかもしれないけど、誰にでも作れるし、実際大勢の人が出品している。そんなのでハンドメイド謳っていいのかな、とは思うけど、そこはプロモーション上手なハンドメイダー達。できる人は、写真やSNSを活用してバッサバッサと売りさばいているようで、そういう所は尊敬に値する。
とか言いながら、あたしの作る花編みビーズボールというのも、実は誰でも作れてしまう。うちの夫の太い指でも、なんとか編めるくらいなのだ(一度やらせた)。ただ、時間はかかる。熟練したあたしでも一個三十分はかかる。会社から帰って来て、諸々の用事を済ませた後、準備して腰を据えて作っても一日四個が限度か。集中力ももたないしね。だから、パーツクラブで可愛いチャーム買って金具に繋げただけの商品とは一緒にしてほしくない。売れるかどうかは別にして、自分がたっぷり手間をかけて、可愛いと思うものしか作りたくない。そういう気概でやっている。
さてさて、ここまで豪語したからには、minneのギャラリーを晒します。

https://minne.com/@kanae0028657

保険かけるような言い方するけど、まだまだ駆け出しですからね!写真が下手なのはご愛敬!

あっ、言い忘れていたことがあった。
このブログは、精神疾患のある方に多く読んで頂いているのだった。
そこで、ツイッターでも以前呟いたのだけど、ハンドメイドは作業療法的な役割をしてくれる。あたしが復職できた理由の一つに、ハンドメイドがあると考えている。鬱期の途中、ちょっと身体を動かせるかな……と思ったら、道具を買いに100均や手芸屋さんに行くことを強くオススメする。ビーズでも、ミサンガでも、羊毛フェルトでも、レジンでも。最近は安価なキットが売っていて、ハサミさえ家にあれば大体何とかなる。そして、考えながら手を動かしていると、脳も(たぶん)活発になるし、出来たときの達成感で幸せになれる。失敗してイライラしてもいい。今の自分ができるのはこれが限界なんだな、という指標になる。ちなみにあたしの夫はガンプラを作る。男性にはそういったものの方がいいかな。とにかく「作る」ということがポイント。後に残るもの、達成感を得られるもの。そういう意味では塗り絵なんかも入ると思う。
おっと、診療の順番が回ってきた。行ってきます。

夫の休職

夫は不安障害と診断されている。当初一ヶ月半の休職だったのだが、やはりというかなんというか、二ヶ月延びた。薬や睡眠も安定していなかったし、予想していた事態ではある。
当面の悩みは金銭面。母が祖父母からの財産を相続したお陰で、私の両親は金銭的な余裕がある。困ったらいつでも言って、と言われていたが、頼るべき時が来たようだ。
本音を言うと、すぐに働いて欲しい。しかし、私が休職していた時も文句ひとつ言わなかった夫だ。そんなこと言えるはずがない。朝起きて支度をしている時、グーグー寝ている夫に軽く怒りを覚えるが、仕方がない。けれど、いつか爆発してしまいそうだ。

新しい上司

久しぶりの更新である。
あたしの職場では、七月に異動があるのだが、上司が変わることになり、不安と期待が入り交じりながら新しい上司を迎えた。
上司は女性で、既婚で三人の子持ち。子供ができると出世を拒む風潮にあるうちの職場では、かなりのやり手と見受けられた。実際、物凄くサバサバとしたパワフルな方であり、異動初日に行われた飲み会ではすっかり圧倒されてしまった。
新体制では、私の受け持つ仕事は大きく変わった。慣れない上司、慣れない仕事。異動があってから数日は、帰宅するとぐったりしてしまい、夫にも心配された。
しかし、一週間経ってみて、上司がとても人使いの上手い人だと実感した。叱るときは、根拠を示し、はっきりとした理由を伝えてくれる。褒めるときは、どんな些細なことでもしっかり労ってくれる。あたしはぐっと心を掴まれてしまい、一気に警戒心がほぐれてしまった。偏屈だったり意地悪だったりする上司が多い我が職場で、こんな方と巡り会えるなんて、つくづくあたしは人に恵まれている。
さて、当面の心配事は、不安障害とうつ状態で休職している夫のことである。睡眠薬を処方されているが、ほとんど眠れず、昼夜逆転してしまっている。ひとまず今月いっぱいまで休職ということになっているが、復帰はまだ遠いだろう。そうすると振りかかってくるのは、金銭面での不安である。夫の会社では休職中の給料は出ない。あたしの親に援助してもらおうと考えているのだが、夫は打ち明けるのがこわいらしく、まだ休職のことを親には言えていない。いよいよとなったときまで保留したいのだという。
そんな夫に反感はあるが、まずは自分の体調。あたしまでまた休職してしまうと元も子もない。生理日の前に体調を崩すというのはわかったので、そのタイミングで休暇を入れ、上手くコントロールしていきたい。

復職一ヶ月

もうすぐ復職して一ヶ月になる。今、勤務は15時まで。家に真っ直ぐ帰ると16時。家事をしたりゲームをしたり、たまに昼寝をしたりして過ごす。夫が帰ってきて夕飯。お風呂。ペットに餌やりして就寝。そんな毎日だ。
そういえば、このブログでは薬について触れたことがないように思う。私が今飲んでいるのは、リーマスエビリファイ、ラミクタール、ジプレキサ。最近増えたジプレキサのせいか、過食嘔吐がひどい。それを昨日の診療で必死に訴えたところ、一錠が半錠になった。本当は飲みたくないのだが、効果が出ているのも確かなので、今のところは食欲を抑えるよう工夫するしかない。それと、妊娠を望んでいるので、リーマスもやめたいところ。まずは復職が第一なのでH先生には話していないけど、そろそろ言ってみてもいいかなと思っている。
さて、この記事だが、懇親会までの暇潰しにカフェで書いている。今日の集まりは、新入社員時代に世話になった上司が来られるので、どうしても外せなかった。絶対出席しろよと同期に圧力をかけられたせいもある。場所が遠いので、帰宅して寝る頃には日付が変わっているだろう。
明日の仕事のことを考えると今から憂鬱。といっても、本格的な鬱ではない。もしそうだったら、ベランダから外を見つめているからね。だから、普通の会社員が普通に感じる憂鬱さだと思っている。みんな、会社になんて行きたくないのさ。自分のために、家族のために、職場を利用しているだけ。そう考えると楽だ。少なくともあたしは。

ユキヒロさん

あたしには入社当初、非常に世話になった先輩がいる。ユキヒロさんは三人の子持ちで、あたしとは親子ほどは離れていないけれど、まるで子供のように可愛がってくれた。仕事でキツいことも言ってくれて、とても勉強になった。
そんなユキヒロさんが脳腫瘍で倒れたのは、あたしが同じ支社の違う部署に異動してから。元々身体の調子が悪いと聞いていたが、まさかそんな重症だったなんて。それを悲しんだあたしだったが、自分まで病気になってしまって、それどころではなくなった。しかし、たまにラインをして近況を報告しあっていた。同じ休職者。共有できる想いは山ほどある。
復職して六日目の今日。ユキヒロさんは面談で会社にきていた。他の先輩がそのことをいち早く伝えてくれた。久しぶりにお会いしたユキヒロさんは、あたしの記憶よりかなり痩せていた。酒もタバコもやめてん、脳に穴が空いてて、もう治らんらしいわ、と。あたしは泣きそうになったが、ここで泣いては大事な先輩を心配させてしまう。あたしは終始笑顔で振る舞った。
ユキヒロさんは帰ってからラインをくれた。あたしの顔を見て、元気になったと言ってくれた。きっと、あたし以上に働けないことの辛さや悔しさがあるに違いない。それでもそう言ってくれることが嬉しかった。
6月になったら。当時のメンバーで集まろう、という企画があるらしい。あたしもユキヒロさんも行けるかはまだわからない。師弟揃って病気になって、そのことを考えると本当にいたたまれない。どうか無事に集まれますように。そんな願いを持ちながら、あたしもリハビリ出勤を頑張ってみせるつもりだ。

復職しました

五ヶ月ぶりの出勤。今は五日目。診療待ちにこのブログを書いている。
思ったことは、「想定通りしんどい」。電話を取れば失敗するし、人間関係の渦に巻き込まれるし。マイペースに行こうと思っていても、中々そうはいかないものである。
集中力はガタ落ち。マニュアルが読めない。理解する以前に文書が読めない。書類も、何度も読み直しているはずなのに、些細なところで書き間違う。それで幾度も手直しをされて、落ち込む。
精神疾患になった人にありがちな性格として、「周りを頼れず自分だけで何とかしてしまおうとする」と本か何かで読んだ。あたしもばっちり当てはまる。分からないところを聞くのがこわい。またかよ、もう社会人何年目だよ、と思われそうで。
もう開き直るしかないのだ。ブランク以上にあたしの能力は落ちている。新入社員並みだ。今までの知識や勘は簡単には取り戻せない。対外的に迷惑をかけないように、周囲に頼っていくしかない。
でも、良いことが無かったわけでもない。あたしの復職を喜んでくれた同僚もいるし、ランチに連れていってくれた先輩もいる。会社に全く居場所がないわけではないんだ。それを常に感じられたら、もう少し楽になれると思う。